富士山大放出！

夏の修学旅行に準ずる、あてのない無節操ドライブに行ってきました。

事の始まり話は、去年にさかのぼります。

某雑誌に出ていた「漁港メシ」の特集を見て

「こういうのもいいっすね。今度、女の子でも誘って行きましょうか」

という話を相馬さんに軽くしたのが秋口。

以来「いつ明けとく？」と何度となく聞かれ、

その本気具合に恐れをなしたものの女の子の当てがなく、

年末までずるずる引き延ばしていましたが、

年末のライブで小鬼のう〜ちゃんと数年ぶりの再会。

これ幸いにと仲間に引きずり込んだ結果が、今回の放浪旅というわけです。

ちなみにう〜ちゃんの小鬼っぷりは、過去記事で探してください(笑)

今回は無駄に写真が多いので、それなりの覚悟と寛容の心を準備してご覧下さい。

今回の場合「漁港メシ」という縛りがあったため、事前にいくつか候補を用意。

まずシーズンから考えて、大洗のあんこう。

実は大洗に限らず、この時期はあちこちで獲れるらしいんですが、

ま、有名どころですからね(笑)

もひとつは「なんかいろんなもんがありそう」ということで沼津港。

あとは思いつきで決めればいいやという感じで、深夜２時にう〜ちゃんを迎えに出発。

車の中で「宇都宮で餃子もいいかも」などと訳の分からんことも言いつつ

途中歌舞伎町の渋滞にはまり(タクシーの３重駐車健在！)

３時過ぎにう〜ちゃんと合流しました。

(前略＆中略)という訳で行き先を沼津に決定した訳ですが、

ナビで見ると高速を使うと到着が午前５時過ぎ。

さすがに早すぎるってんで時間調整で下道で行くことにしました。

環七下って、２４６に入りひたすらまっすぐ・・・

あれ？高速使わなくても着いちゃうぞ(笑)

結果、午前６時前には着いてしまいました。

しかしさすがに早すぎるってんで、近くをドライブ。

千本松公園という所に行ってみました。

車をとめて堤防を上ってびっくり！

いや〜〜富士山がくっきり見えるではありませんか！

考えてみれば静岡県は富士山のお膝もとですもんね。

それにしてもきれいに見えるもんだ。

こんなにきれいな富士山は、数年前の正月に徹マン明けで帰って来た時に見て以来だわ(笑)

波打ち際にたたずむ少女、

美女、妙齢の女性、

う〜ちゃん(笑)

寒そうに見えますが、

本気で寒かったんだって!!

気温０度近かったと思う。

手袋なしの手が

痛いったらありゃしない。

 

富士山を背負う男・相馬。

今回は車の中で

なかなかに頑張ってくれました(笑)

さて、７時近くになったんで、

「そろそろいいだろう」ってんで沼津港に戻ってみたんですが・・・？

セリは終わっているようではあるが、活気が・・・？？

車をとめて、場外を歩いてみるものの、開いている店が少ない(笑)

まさか、ほとんどの店が木曜定休なんてことはないだろうな(爆)

埒があかんので魚屋の兄ちゃんに

「この辺にご飯食べられるお店ありますか？」

と聞いて紹介されたのが

こちらの「むすび屋」さん。

店内にはやたらとたくさんのメニューが

張ってあって「さすが漁港の飯屋！」

と思いましたが、

そのほとんどはまだ準備中(笑)

出来るのは朝定食と刺身定食（マグロのみ）

鉄火丼ぐらい。

さすがにここまで来て朝定はないだろうと

鉄火丼を頼みました。

そのうちガラガラだった店内は、

次々と漁港関係で埋まっていき、

私ら完全に浮いていましたわ(笑)

当たり前ですが、

鉄火丼はそれはおいしゅうございました。

 

店を出たあと、再び場外を歩いて確認したんですが、

どうも観光客相手の店は、もう少し遅くに開くらしい。

築地と一緒にしたらあかんかったのね。

さて、この段階で朝８時だ！(笑)

次の目的地を決めなきゃあかんのだが、

車内で出た単語の１つに「富士宮焼きそば」というのがありました。

調べてみるとかなり近い。１時間ほどか。

という訳で、次は富士宮焼きそばを食べにいくことに(笑)

それにしても、どこに行ってみ富士山が見えるのぉ。

走っている最中に「田子の浦」との表記が見えました。

富士宮に直行しても腹は空いていないと思われるため、寄り道することに。

ここで問題になったのが「田子の浦」が出てくる有名な万葉集の歌。

田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ　　山部赤人

これが正解なんですが、どうも私は

久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ　　紀貫之

天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも　　阿倍仲麻呂

この２つとごっちゃになっていました。

どれも有名な歌なんですが(反省)

田子ノ浦

 

その田子の浦は、玉砂利の浜でとても美しい！

　　　

　　　哀愁漂う(?)私の後ろ姿(笑)　　　 　　　　　海に帰ろうとするう〜ちゃん

　

　　　うみのばかやろ〜〜〜！(笑)

そうこうするうちに、う〜ちゃんが創作意欲に取り憑かれだした。

さすがばいよりん弾きだけではなく、カメラやデザインもやるクリエイターだ(笑)

　　　　　　

　　　　　　　　　タイトル：家　　　　　　　　　　　　　タイトル：拘束

もちろんお約束の「波打ち際で波と戯れる」もやったんですが・・・

再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら

負ける(笑)

そして今度は石に夢中になり始める(爆)。

それでは、拾った面白い石コレクション、どうぞ。

　

　　　　　　　　　赤と黒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウズラの卵

　　　　　

　　　　　　　　　　　　歯　　　　　　　　　　　　　　　　　目

　

　　　　　　　　　　混沌　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足跡

そして今度はコンテストを開催しようと言い出す。

それぞれが持ち寄った「これぞ！」という石にタイトルを付けて競おうというのだ。

エントリー作品はこちら。

　　　　　ライオン、またはセントバーナード

　　

　　　　　　輪廻転生　　　　　　　　　　　　　　　　はちまき

ただ、困ったことにその場には参加者のみで審査員がいませんでした(笑)

なので、皆様からの投票お待ちしています。

と、ここまでいい大人が２時間あまりも浜辺で遊んでるなんて・・・

 

本来の目的(?)を思い出し、富士宮に向けて出発。

駅周辺に着いたものの「富士宮焼きそば」の幟は見えず、

どうしようかナビを見ていると

「富士山本宮 浅間大社」という場所がありました。

これは浅間神社の本宮か！

あっさり目的を切り替えて見に行くことに。

と、その周辺には「富士宮焼きそば」の幟が(笑)。

大鳥居の向こうには、やっぱり富士山が。

楼門をバックに

特別天然記念物の湧玉池には、

餌をとるため尻を天に向けた鴨が。

池の中には型のいいニジマスがうようよ！

こ、ここで竿が触れたら！(爆)

あと、なぜか大量の鶏が

放し飼いになっていたのだが・・・

参拝を済ませた後は、もちろん「富士宮焼きそば」。

神社の目の前にフードコートのような場所があったので、そこに行きました。

てか、これを食べるためにどれだけ回り道をしたことか(笑)

　やっぱりB級グルメのナンバーワンを決める

　「B−１グランプリ」を２連覇しただけある！

　ジャンキーな味わいです(爆)

　

　その他こんなお店も。

　いわゆるアンテナショップなんですが、

　ニジマスの専門店。

　ニジマス自体は味が淡白なんで、

　味の想像がだいたいつくので

　今回はパス。

　紅鱒って書いてあるのは、

　３倍体のドナルドソンのことらしい。

さて、ここまでくると富士山がすぐそこ。

そういえばここまでくる時、道路標識に「白糸の滝」の文字があったな。

もちろん行きますとも！(笑)

　　　

　　　　　　　　音止の滝　　　　　　　　　　　　　　　　白糸の滝

見に行ったのはいいんだけど、白糸の滝は歩道の改修工事中とのことで、

下まで降りてマイナスイオンを浴びることは出来ませんでした。

駐車場からも富士山が見えます。

そろそろ帰ることを考え始める時間となった訳ですが、

もちろんここまで来たからには戻るなんてことはせず、

富士山をぐるっと回って中央道まで行きましょう！

ただし、体力的に結構きているので、名所はほとんどスルーですが(笑)

１３９号線から。

最初に見た場所からはほぼ反対側から見た富士山。

山の稜線が微妙に違っているのが分かります。

そのまま河口湖インターから中央道に乗ったんですが、

あ、富士急ハイランドだ。

そして、

これが最後の富士山。

もう１０年分ぐらいの富士山は見ましたわ・・・

う〜ちゃんを送り届けて地元に帰り着いたのは１７時３０分。

都合、１５時間半、約４００kmの旅でした。

コメント 2

セントバーナードに一票！（笑）
海で２時間も戯れるなんて、楽しそうだなぁ

by はなたん (2008-03-09 14:12) 

投票ありがとうございます。
集計に加えさせていただきます。
戯れるってか・・・バカなんです(笑)
by croud (2008-03-13 00:59)