ブックレビュー [BOOKレビュー]
今回はわりと短いスパンで2タイトルだけいかせていただきます。
が!この2タイトルだけで前回の11タイトル分に匹敵する分量ありますから(笑)
二階堂蘭子シリーズの最新作です。
今回も魔術師メフィストがらみの事件のようですが、
違う怪人は出てくるは、奇妙な建物は出てくるは、地下室はあるわ隠し部屋はあるわ、
殺人狂に戦時中の秘密研究ときたもんだ!
もう大上段に構えて「なんでもこいっ!」って感じです。
でもって、話がデカイわりには犯人すぐわかっちゃうし。
これはミステリと言うより「探偵小説」ですね。
これもねぇ・・・12年振りに出された館シリーズの最新刊。
のっけから凄いですよ!なんと記憶喪失が(経験者含む)3人も登場!
それも本来の主人公が記憶喪失になるんだから。
それに舞台となる中村青司が改修に関わったとされる「暗黒館」に住む人々のうさんくさいこと!
シャム双生児の姉妹に早老症の少年、心が壊れてしまったその母達。
そして主が取り仕切る得体の知れない儀式。
これだけの舞台装置がありながら、
「囁き」シリーズに繋がりかねないホラー的な描写の数々が延々と続くもんだから、
4冊組なのに1巻目では1人しか死なない(それも事故で)という有様。
さらに読み進むと、こちらの館にもあちこちに隠し部屋やら秘密の通路やら(笑)
そして最終刊で辿り着いた結末と言えば!
これはさすがにひどくないですか?
叙述トリックというには恣意的すぎる。
ミスリードの仕方がフェアじゃないでしょ。
確かに読んでいて気づく点が多々あったけどねぇ。
それに”視点”の扱い方も。
だったらもう少し最後の「その後」の部分を書いて欲しかった。
小野不由美氏の「屍鬼」(全5巻)を読み終わった時に
「真ん中3巻いらないじゃん」と思ったのと同じように
「もっと削れるんじゃ?」と思ってしまいました。
あ、この2人夫婦だわ(笑)
が!この2タイトルだけで前回の11タイトル分に匹敵する分量ありますから(笑)
二階堂蘭子シリーズの最新作です。
今回も魔術師メフィストがらみの事件のようですが、
違う怪人は出てくるは、奇妙な建物は出てくるは、地下室はあるわ隠し部屋はあるわ、
殺人狂に戦時中の秘密研究ときたもんだ!
もう大上段に構えて「なんでもこいっ!」って感じです。
でもって、話がデカイわりには犯人すぐわかっちゃうし。
これはミステリと言うより「探偵小説」ですね。
これもねぇ・・・12年振りに出された館シリーズの最新刊。
のっけから凄いですよ!なんと記憶喪失が(経験者含む)3人も登場!
それも本来の主人公が記憶喪失になるんだから。
それに舞台となる中村青司が改修に関わったとされる「暗黒館」に住む人々のうさんくさいこと!
シャム双生児の姉妹に早老症の少年、心が壊れてしまったその母達。
そして主が取り仕切る得体の知れない儀式。
これだけの舞台装置がありながら、
「囁き」シリーズに繋がりかねないホラー的な描写の数々が延々と続くもんだから、
4冊組なのに1巻目では1人しか死なない(それも事故で)という有様。
さらに読み進むと、こちらの館にもあちこちに隠し部屋やら秘密の通路やら(笑)
そして最終刊で辿り着いた結末と言えば!
これはさすがにひどくないですか?
叙述トリックというには恣意的すぎる。
ミスリードの仕方がフェアじゃないでしょ。
確かに読んでいて気づく点が多々あったけどねぇ。
それに”視点”の扱い方も。
だったらもう少し最後の「その後」の部分を書いて欲しかった。
小野不由美氏の「屍鬼」(全5巻)を読み終わった時に
「真ん中3巻いらないじゃん」と思ったのと同じように
「もっと削れるんじゃ?」と思ってしまいました。
あ、この2人夫婦だわ(笑)
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