ブックレビュー Part2 [BOOKレビュー]
それでは後半戦いってみましょう。
お初の作家さんですがAmazonのレビューで面白そうだったのと
あらすじで綾辻行人氏の館シリーズを連想させたので買ってみました。
一応の探偵役となる相馬刑事のいい加減さが若干鼻につきますが、
その辺が氏の持ち味のようです。
さて、肝心の謎の部分ですが・・・私でもわかってしまうというのはどうだろう(笑)
ただ、その意匠については・・・もの凄い発想よね。
あとで気付きましたが、「謎解きはディナーのあとで」の作者の方だったんですね。
ドラマの方は数話見ましたが、途中で切りました。
私にはちょっと合わないかも。
ウィリアム・W・ジェイコブズの「猿の手」の解釈の違いから発想が生まれたという作品だが
その説明が前段になされているというのが珍しい。
その議論の相手が北村薫氏だというのだから、これまた凄い。
残念ながら元ネタは未読だったものの、あらすじが作中でなされていたので問題なし。
確かに見方によってファンタジーにもミステリにもなるんですねぇ。
前半部分は、解き手にとっては非常にもどかしい話。
それが後半部分で解消されるかというと・・・。
なんとなく収まりが悪い気がするのは私だけでしょうか?
「ディプロトドンティア・マクロプス」の続編となる・・・え?続編?
「ディプロトドンティア・マクロプス」ってどんなんだっけ?
と確認すると、13年前に発刊されていました。あらすじを読むと・・・
なんとなく思い出してきたぞ。結構とんでもない話だった気が(笑)
それを踏まえて今作ですが、ミステリよりもハードボイルド寄りでコミカル。
あぁ、人形シリーズが懐かしい(笑)そんな感想を抱かせました。
ギリシャ神話と十二星座をモチーフにした短編集ですが、いくつか読んだことのある話が・・・。
縛りがあるが故に難しい部分もあるんでしょうが、若干首を捻ってしまう部分もありやなしや。
十二星座のはずなのに6編しかないということは、もう1冊出るって事ですね。
「配達赤ずきん」が面白かったんで続編も購入。
本屋が舞台のミステリとなると、主人公が店主であったりせどり屋だったりしますが
本作の主人公兼ヒロイン?はアルバイトの大学生です。
前作が短編集だったんで、そのつもりで読み始めると・・・あれ?長編じゃねぇか(笑)
それも20数年前の殺人事件に端を発する奇怪な出来事の解決に乗り出すという。
なんか大風呂敷じゃね?とも思いましたが、意外と意外と・・・。
しかし、有田美保さんはおいしいキャラですね。
お迎えと実家に泊まった朝のシーン、お見送りの時にはニヤニヤさせられました。
続いては3作目に当たる短編集。
やっぱりこのシリーズは短編の方が似合うと思います。
事件らしい事件ではないものの、そこには謎があり、その解の先には別の世界が待っている。
「青いなぁ」と思われるかも知れませんが「バイト金森くんの告白」が一番気になりました。
そういえば昔、ナショナルジオグラフィックとかも見てたなぁ。
さて、次回は間を置かずに篠田真由美氏の連チャンで登場することでしょう。
お初の作家さんですがAmazonのレビューで面白そうだったのと
あらすじで綾辻行人氏の館シリーズを連想させたので買ってみました。
一応の探偵役となる相馬刑事のいい加減さが若干鼻につきますが、
その辺が氏の持ち味のようです。
さて、肝心の謎の部分ですが・・・私でもわかってしまうというのはどうだろう(笑)
ただ、その意匠については・・・もの凄い発想よね。
あとで気付きましたが、「謎解きはディナーのあとで」の作者の方だったんですね。
ドラマの方は数話見ましたが、途中で切りました。
私にはちょっと合わないかも。
ウィリアム・W・ジェイコブズの「猿の手」の解釈の違いから発想が生まれたという作品だが
その説明が前段になされているというのが珍しい。
その議論の相手が北村薫氏だというのだから、これまた凄い。
残念ながら元ネタは未読だったものの、あらすじが作中でなされていたので問題なし。
確かに見方によってファンタジーにもミステリにもなるんですねぇ。
前半部分は、解き手にとっては非常にもどかしい話。
それが後半部分で解消されるかというと・・・。
なんとなく収まりが悪い気がするのは私だけでしょうか?
「ディプロトドンティア・マクロプス」の続編となる・・・え?続編?
「ディプロトドンティア・マクロプス」ってどんなんだっけ?
と確認すると、13年前に発刊されていました。あらすじを読むと・・・
なんとなく思い出してきたぞ。結構とんでもない話だった気が(笑)
それを踏まえて今作ですが、ミステリよりもハードボイルド寄りでコミカル。
あぁ、人形シリーズが懐かしい(笑)そんな感想を抱かせました。
ギリシャ神話と十二星座をモチーフにした短編集ですが、いくつか読んだことのある話が・・・。
縛りがあるが故に難しい部分もあるんでしょうが、若干首を捻ってしまう部分もありやなしや。
十二星座のはずなのに6編しかないということは、もう1冊出るって事ですね。
晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)
- 作者: 大崎 梢
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
本屋が舞台のミステリとなると、主人公が店主であったりせどり屋だったりしますが
本作の主人公兼ヒロイン?はアルバイトの大学生です。
前作が短編集だったんで、そのつもりで読み始めると・・・あれ?長編じゃねぇか(笑)
それも20数年前の殺人事件に端を発する奇怪な出来事の解決に乗り出すという。
なんか大風呂敷じゃね?とも思いましたが、意外と意外と・・・。
しかし、有田美保さんはおいしいキャラですね。
お迎えと実家に泊まった朝のシーン、お見送りの時にはニヤニヤさせられました。
続いては3作目に当たる短編集。
やっぱりこのシリーズは短編の方が似合うと思います。
事件らしい事件ではないものの、そこには謎があり、その解の先には別の世界が待っている。
「青いなぁ」と思われるかも知れませんが「バイト金森くんの告白」が一番気になりました。
そういえば昔、ナショナルジオグラフィックとかも見てたなぁ。
さて、次回は間を置かずに篠田真由美氏の連チャンで登場することでしょう。
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