BOOKレビュー [BOOKレビュー]
さて、今年最初のブックレビューは正月から(笑)
成風堂書店シリーズでおなじみの氏の作品。
主人公は訳あって旧家の父の実家で暮らすことになった小学5年生の奈都と
同級生の姉、中学3年生のさゆり。
不吉な「片耳うさぎ」の言い伝えや隠し部屋の存在を調べるうちに・・・
設定は現代っぽいんですが、背景は横溝かって感じ?(笑)
そこまでおどろおどろしくはないんですが、
しがらみに巻き込まれた小学生の奈都がかわいそうでなりませんわ。
人死にがなかったのは救いだったかな。
と思ったらこっちは4年前、小学生の時に殺人事件を目撃した”らしい”中学1年のサトと
友人のセイが、事件を再発掘してしまう物語。
氏の作品には滅多に殺人が出てきませんが、
初めてリアルタイムで発生したのが一番の驚きだったり(笑)
事件解決もそうですが、少年2人の心の動きというのも・・・青春だなぁ。
なんかすっげ〜〜久しぶりにこのシリーズ見たんですけど(笑)
お見合いをする度に事件に見合い相手が絡む巻き込まれ、
結局お流れになってしまう運命の主人公・垂里冴子。
今回の中編2編でも同じ運命ですが、2本目のお相手というのが
「日本殺人事件」「續・日本殺人事件」の主人公のトウキョー・サム!
といっても内容はぼんやりとしか思い出せないんですけどね
だって、調べてみたら1998年の文庫化ですよ!そら忘れるって。
とwikiを見てたらキッド・ピストルズシリーズも新作あるんかい!
しゃばげシリーズも第6弾になりますが、
病弱で何度も死にかけた長崎屋の若だんなですが、
今作で遂に冥土まであと1歩の所まで行きます!(笑)
若だんなat三途の川
しかし、それなりの代償があるとは言えそこから戻ってこられる若だんなって
ホントに体が弱いと言っていいのかねぇ・・・いや、弱いんだけどさ・・・
あと、最後の短編「はるがいくよ」はわかっているパターンとは言え切ないねぇ。
兄の松之助が所帯を持ったり、友人の栄吉が菓子修行に出たりと
若だんなの周囲も色々と変わってきます。
でもまぁ、あやかし達は相変わらずなんですけどね。
そこで考えてしまうのは若だんなとあやかし達の時間の流れですよね。
あやかしの血を引くといえども若だんなは人間。
一方のあやかし達は齢100年で若造ですから、
この先(があるとすれば)両者の関係がどうなるのか。
特に若だんな至上主義の佐助と仁吉が、若だんなの寿命をどう考えているのか気になる所です。
最終的には荼枳尼天様の所なのかねぇ。
こちらは付喪神付きの商品を貸し出す損料屋(質屋を兼ねたレンタル店)のお話し。
テイストはしゃばげシリーズに似ていますが、
こっちのあやかしは人間と意思の疎通を図るつもりは全くない。
でもまぁ話を聞かれる分には問題ないという、大雑把な(?)連中。
短編を重ねる中で、主人公清次とお紅、
そして2人が探す蘇芳という名の香炉の謎も解き明かされます。
げに不可解は男女の機微って奴ですか?
さて、次は京極堂が数冊控えています(笑)
成風堂書店シリーズでおなじみの氏の作品。
主人公は訳あって旧家の父の実家で暮らすことになった小学5年生の奈都と
同級生の姉、中学3年生のさゆり。
不吉な「片耳うさぎ」の言い伝えや隠し部屋の存在を調べるうちに・・・
設定は現代っぽいんですが、背景は横溝かって感じ?(笑)
そこまでおどろおどろしくはないんですが、
しがらみに巻き込まれた小学生の奈都がかわいそうでなりませんわ。
人死にがなかったのは救いだったかな。
と思ったらこっちは4年前、小学生の時に殺人事件を目撃した”らしい”中学1年のサトと
友人のセイが、事件を再発掘してしまう物語。
氏の作品には滅多に殺人が出てきませんが、
初めてリアルタイムで発生したのが一番の驚きだったり(笑)
事件解決もそうですが、少年2人の心の動きというのも・・・青春だなぁ。
なんかすっげ〜〜久しぶりにこのシリーズ見たんですけど(笑)
お見合いをする度に事件に見合い相手が絡む巻き込まれ、
結局お流れになってしまう運命の主人公・垂里冴子。
今回の中編2編でも同じ運命ですが、2本目のお相手というのが
「日本殺人事件」「續・日本殺人事件」の主人公のトウキョー・サム!
といっても内容はぼんやりとしか思い出せないんですけどね
だって、調べてみたら1998年の文庫化ですよ!そら忘れるって。
とwikiを見てたらキッド・ピストルズシリーズも新作あるんかい!
しゃばげシリーズも第6弾になりますが、
病弱で何度も死にかけた長崎屋の若だんなですが、
今作で遂に冥土まであと1歩の所まで行きます!(笑)
若だんなat三途の川
しかし、それなりの代償があるとは言えそこから戻ってこられる若だんなって
ホントに体が弱いと言っていいのかねぇ・・・いや、弱いんだけどさ・・・
あと、最後の短編「はるがいくよ」はわかっているパターンとは言え切ないねぇ。
兄の松之助が所帯を持ったり、友人の栄吉が菓子修行に出たりと
若だんなの周囲も色々と変わってきます。
でもまぁ、あやかし達は相変わらずなんですけどね。
そこで考えてしまうのは若だんなとあやかし達の時間の流れですよね。
あやかしの血を引くといえども若だんなは人間。
一方のあやかし達は齢100年で若造ですから、
この先(があるとすれば)両者の関係がどうなるのか。
特に若だんな至上主義の佐助と仁吉が、若だんなの寿命をどう考えているのか気になる所です。
最終的には荼枳尼天様の所なのかねぇ。
こちらは付喪神付きの商品を貸し出す損料屋(質屋を兼ねたレンタル店)のお話し。
テイストはしゃばげシリーズに似ていますが、
こっちのあやかしは人間と意思の疎通を図るつもりは全くない。
でもまぁ話を聞かれる分には問題ないという、大雑把な(?)連中。
短編を重ねる中で、主人公清次とお紅、
そして2人が探す蘇芳という名の香炉の謎も解き明かされます。
げに不可解は男女の機微って奴ですか?
さて、次は京極堂が数冊控えています(笑)
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